■着床痛で激痛差し込む痛みとはどんな感じ?

妊娠を希望している人は、自分の体の変化にとても敏感になっている人が多いことでしょう。毎日欠かさず基礎体温をつけて自分の体の様子をよく確認し、排卵後も気を抜かずに常に「妊娠の兆し」はないか目を光らせているものですよね。

そんな妊活を頑張っている人たちの中でが興味を持っている人が多いのが「着床痛」についてでしょう。排卵期にタイミングが合って無事に受精し、それが子宮内膜に着床したときに感じられる刺激のことを「着床痛」といいます。

この着床痛ですが、受精卵が子宮内膜に潜り込むときに子宮内膜をほんのわずかに刺激する(または、ちょっとだけ傷付ける)だけなので、基本的には傷みは軽いものです。この刺激や痛みを感じないという人もたくさんいるくらいです。

ですが、なかには「耐え難い激痛を感じた」「差し込むような痛みで、苦痛だった」という人がいます。例えば、下腹部に突然稲妻が走ったような差し込む痛みを感じたという人もいます。

その後は特に激痛もなく痛みは1回きりだったのが救いだったようです。ほかには、子宮を強く握られるような激痛が半日以上続いたという人もいます。

これ以上痛みが続くようであれば病院を受診…というタイミングで痛みが和らいでいったそうです。このように、あまりの痛みに「何かヒドい病気に鳴ってしまったのか?」「妊娠したけど、すぐに流産してしまったのかな?」など不安を感じる人もいると思います。

しかし、何事も「個人差」というものがあるように、着床痛も人によって痛みの感じ方や痛みの度合いが異なるのです。着床痛の経験者の多くが「チクチクとした痛み」「軽い生理痛のような痛み」を感じたと言いますが、自分のときもそうとは限りません。

もしかしたら痛みすらないということも十分にあり得るので、あまり着床痛にばかりとらわれずに「こういうものもあるだ」くらいに頭の片隅に置いておくようにしましょうね。

そして、脂汗をかくほど耐え難い痛みであったり、立っていられないほどの痛みであったり、高熱があったりなど「どう考えても着床痛ではない」と言うときは、迷わずに病院を受診するようにしてくださいね。

「もしかしたら着床痛かも…」という思いが消えずに、受診のタイミングが難しいかもしれませんが、もし着床痛だとしても生活に支障を来すレベルの痛みは一度しっかりと病院で診ておいてもらうと安心できますよ。

■着床時期の腹痛は、着床痛だけではない!

妊娠すると、これまでの非妊娠のときと比べてホルモンバランスに大きく変化が起こります。妊娠の継続をサポートするために女性ホルモンであるプロゲステロンが多量かつ継続的に分泌されることになり、これまでにない状態になります。

それによって自律神経が乱れて、腸の活動に影響が出てしまい下痢や便秘になってしまうことがあります。このような下痢や便秘によってお腹に激痛を感じることがあります。

特に下痢の場合は、差し込むような腹痛を感じることが多く困ってしまう人が多いことでしょう。下痢や便秘が妊娠の症状だと認知度はけっこう低いので、妊娠検査薬で妊娠がはっきりとわかる時期まで「お腹の調子が悪いのが続くなぁ」とくらいしか思わないかもしれません。

また、下痢止めや便秘薬などの薬も飲んで解決しようとすることもあるでしょう(妊娠超初期の薬は、赤ちゃんへの影響は少ないと言われています)。

下痢や便秘による腹痛は「着床痛」とは言いがたいですが、着床によって妊娠が成立して体に現れる変化の1つなので、実際に激痛や差し込むような痛みを感じても慌てないためにも覚えておくといいですよ。